久しぶりの日本茶。

品種は香駿、「くらさわ」と「かなやみどり」を親にもつ桜の葉のような香りをもつ品種です。

香駿

香駿、形状も綺麗にととのっていますね

日本茶といえば「やぶきた」が有名ですが、最近ではそれ以外の単一品種を楽しんだり、特徴のある香味を楽しんだりする流れが出てきてこれからが楽しみですね♪

発酵茶や紅茶を作る流れも出てきましたし、台湾茶や中国茶にはまっている方も注目してみていってほしいなと思います。

日本の消費者や生産者さんから見ると台湾における発酵茶というのはかなり特殊なことをやっているかのように感じているようですが、僕が台湾に来て感じたのは日本茶の方がよっぽど特殊だということです。

かなり独特の進化をして日本独自のものになりましたから、その上で今後発酵茶などの概念をどのように取り入れて変化していくのか楽しみなところです。

抽出中の香駿

抽出中の香駿

香駿の葉底

香駿の葉底、鮮やかですね♪

今回は気持ち多めの茶葉を入れ、湯の温度は70度ぐらいでしょうか?
香気に特徴があるので色々と考えた上で今回はこのくらいで…
一煎目は2つのコップにわけた、最初に出てきた部分と、後で濃くなり出てきた部分を意図的にわけて確認、そのあと一つにしてまた確認。
やはり独特の桜葉のような香味がいいですね、台湾にいる為かもうすぐ来る日本の春を思い出させてくれます…。

香駿の水色

香駿の水色

個人的な意見だがこの品種の香味は個性があってとても気に入っている。
今回は上記のような抽出方法をとったが日本茶は台湾の一般的な丸めた烏龍茶とは違い、茶葉に湯が浸透するのが早く、抽出も早い。
だから、色々な温度や出し方をして今後もっと探っていきたいと思う。

茶として成り立つかどうかの概念では日本茶も台湾、中国茶もかわらないので、ブログを読んで下さっている方も是非色々なお茶を楽しんで下さい♪

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