台湾茶に詳しかったり、好きだったりすると耳にした事はあるであろうお茶の油。

日本でも少ないながらも作っている方はいるようですが、台湾でスーパーなどでもわりと置いてあるところは多い。

お茶の油

台湾のスーパーなどでも普通に見かける苦茶油

単にお茶の油と言っても、幾つか種類があるのはご存知ですか?

茶油の実

烏龍茶を作る茶樹

苦茶油の実

烏龍茶は作らない椿課の樹

台湾では秋になると茶の樹に実ができます。
左に上げた写真は普段、烏龍茶を作っている茶樹。
この普段、台湾茶(烏龍茶)を作っている茶樹の実をとり抽出した油を一般的に「茶油」と言います。一方右はうちの畑の横にある、茶と同じ椿科の樹、烏龍茶は作れません。
こちらの実から抽出した油を「苦茶油」とよび、茶を作る樹からとれる「茶油」より高級とされます。

苦茶油を作る実

苦茶油を作る実

茶油を作る実

茶油を作る実

ちょっと見にくいのですが比べてみると、普段烏龍茶を作る方の実は横に少し大きめ、もう一方は真ん丸ですね。苦茶油の方ですが、その中でも二種類に別れます。実が大きい品種と小さい品種があり、より小さい実から抽出されたものが高価になりますが、市場ではあまり見かけません。
一応このように分類わけされてはいるのですが、茶油でも苦茶油として売られているものが多いように思います。

値段は売られている場所によりかなりの幅があります。農家が直接作っている場合は安かったりしますが、手作りに近いのでキャップがしっかりしまっていなかったり…笑。
元々酸化の少ない油と言われているので、買う時は色味などもみて買うようにしましょう♪

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