迪化街を散策した際に購入したドライフルーツに合う台湾茶として棒茶を挙げてみた。

別に陳年老茶でなくてもいいのだが…棒茶はこれしかなかったというのが本当のところ、笑。

ドライフルーツ

台北迪化街で購入したドライフルーツ

愛文芒果乾

肉厚のドライマンゴー(愛文芒果乾)

まず、ドライフルーツ。
大きいのがマンゴー、小さいのがグァバです。

マンゴーというとタイなどを思い浮かべる方も多いとは思いますが、台湾でもよく作られ、品種改良も盛んに行われています。
今回手に入れたのは台湾で品種改良された愛文芒果のドライフルーツ、繁体字では「愛文芒果乾」日本人でもすぐにわかるので助かります♪

愛文芒果

台湾で品種改良された愛文芒果

この愛文芒果乾、街中では薄く小さいものしか見つからず、ずっと厚く大きなものを探していたところ、農家の方が旧正月前の今の時期だけ出店で直販しているのを発見!!

念願叶ってゲットしたわけです♪

それでは本題の老茶の棒茶。
棒茶や茎茶というと日本茶の世界でも雁ヶ音(かりがね)や白折(しらおれ)、加賀棒茶などが有名ですからご存知の方も多いとは思います。
主に茶の茎部分から作られるお茶ですね。

茎部分というのはえぐ味が多い部分ではありますが、独特な香りももっています。
値段は安めなものが多く安価なイメージがありますが、単独で飲んでもお菓子や食事と合わせても飲めるので個人的には家に常備しておきたいお茶の一つです。

ドライフルーツはわりと濃厚な味があるので、発酵度の浅い烏龍茶より高いもの、そして焙煎の入ってるものと選んでいったら棒茶になりました。

ただ、、今回の老茶は既に20年前のもの、長年の熟成と焙煎によって香りなどは既に飛んでいます。

ちなみに台湾では老茶の年数のことを存期20年とか陳期20年と記したりします。

陳年老茶

青心大有の老茶(棒茶)

この老茶の棒茶、品種は青心大有。
以前、陳年老茶(青心大有)の記事で枝取りを報告しましたが、その際に出たものです。

味は既に青心大有の品種特徴はなく、ウーロンの味のみ存在します。
そして、年を重ねてきた老茶独特の香り。
棒茶なので三煎ぐらいまでしかききませんがドライフルーツとの相性はなかなかのものでした。

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