何日か続いている老茶の話。

市場にはなかなか本物や良い状態の老茶がないことはお伝えしましたが、書き忘れたこぼれ話を…。

木柵鉄観音

木柵鉄観音20年老茶 老茶比賽特等奨受賞茶

もし、目の前に探していた老茶があったら皆さんはどう選びますか?

・品種
・味
・価格
・年数

台湾茶を選ぶ基準は皆さん様々だと思います。

老茶ではなく、出来上がったばかりのお茶なら…どうですか?
まず自分が求めている品種か確認しますよね?
その上でテイスティングなりして味や香り、そして幾ら?となるのが普通の流れでしょう。

木柵鉄観音の水色

木柵鉄観音老茶特等奨の水色

では台湾の方が老茶を買う時は…?

最初に味、そして年数、価格の順番になります。

品種は?と思う方もいると思いますが…
5年ぐらいのものならまだ品種特徴はありますが、そのぐらいの年数だと老茶という認識はあまりありません。

最低でも10年、市場に出る多くのものは15~20年です。
このぐらい時がたつとほぼ品種特徴はなくなりウーロンの味と年を重ねた漢方のような味になります。

ですから、老茶を選ぶ際は品種を聞く人はあまりいません。
台北のお店などに並ぶ老茶を見ても品種を書いている店はあまり見かけません。

ちょっとした陳年老茶の小ネタでした♪

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