昨日夕方に実家に着いてゆっくりしたいところですが、明日には東京の方へ戻る予定です。
僕の実家は静岡県の富士宮、富士山の麓で自然にも水にも恵まれた土地です。
家の周りには今でもお茶畑が広がっているので、夕方に散歩がてら様子を見に行ってきました。
こちらは実家から車で5分程山の方へ上った場所。
あいにくの天気ですが、天気が良いと真正面に富士山が見えるスポットで電線などもない為に全国から写真を撮る人が来るそうです。
実家の近所にこんなスポットがあるなんて最近まで知りませんでした(笑)
その足で近くを散歩しながら家に。
既に刈り取りが終わった畑が多く、更新をしている畑もありました。
やはり台湾で烏龍茶の製茶をしているせいでしょうか…
刈り終わった畑の側面に残って出開いた芽をみつけると…
「これを集めて烏龍茶作ってみたいな…」と本気で思ってしまいます。
品種が烏龍にむくかどうかはさておき、この状態とても熟していて烏龍茶にするのには最適の生葉です。
そんな中で刈取りが終わった畑で遅れて出てきた新芽の目立つところがあり、お願いして少しだけ頂いてきました。
天ぷらにして夕食のおかずに一品追加。
春を感じさせる香りが印象的で、やわらかく美味しく頂きました♪
その後も歩く歩く…
しかし、台湾で毎日畑に出ているせいでしょうか…職業病です。。
写真の真ん中あたりの葉の色が微妙に薄いのに気付いたでしょうか?
畝自体はしっかり保たれていますが、この薄い葉を作り出している茶樹は完全に弱っています。。
見てまわっているとこのようなところばかり気になって仕方ありません。
葉をかきわけて中の様子を見たり根元を見たりするのですが、知らない人に見られたら完全に不審者ですね。
僕からするとこの樹は完全にSOSを出して悲鳴をあげているんですけど…
手摘みをするような畑ではないし、きっと気付いたとしても何の処置もされないままなんだろうなと…。
考えてみれば茶樹というのは農家を選べないし、行った先でだいぶ違う扱いをされてしまうものであり何とも可愛そうな生き物であります。。
声が出ないだけで合図自体は出してるんですけどね。。
茶畑はポツポツという感じではなく、わりと沢山あるので色々なとこを見てきたのですが…
一つの畑で、虫がやけに多いな…と思うところがありじっくり見ていました。。
ウンカです、日本ではヨコバイなどと呼ばれますね。
僕が台湾でお世話になっている農家は東方美人がメインなのでこのウンカは畑に沢山います。
そして台湾全土でほぼいることはわかっていました。
日本も同じような感じなんだろうな?という感じはありましたが…
自分が思っていた以上に頻繁に見ることに驚きました。
農薬などをまかなければ6〜7月には恐らくもっと多くのウンカが発生しているだろうなと思いながら写真を撮影。
東方美人に出来るような被害は出ないと思いますが、ずっと台湾で見てきたウンカが日本のしかも実家から数百メートルの茶畑に沢山出ているとは、なんか不思議な気分になるとともに少しときめきました(笑)♪