先週は日中に30度、昨日は18度、日によってかなり気温の差があり判断が難しいところですが、4日ほど降り続いていた雨が昨日の夜に止み今日の朝は強い日差しを感じました。
これは30度近くまでいくかもしれないとお昼過ぎから翠玉の刈り取りに出たのですが急に曇りだし、刈り終わる頃には小雨も‥
その後気温は19度までしか上がらず、今日はかなり苦戦しています。。
天気の関係で日光萎凋が出来ず室内萎凋のみに。
しかも温度が上がらない為に葉の水分を抜くことができず今日はこのような仕様です。
室内萎凋にも工夫が必要

萎凋棚に布をまきつけ、葉から出る熱を逃がさずに萎凋を進めていく方法です。
高山茶や1年中紅茶を作る地域では暖房やストーブをたいたり、このようになった場合の対処方法は幾つかあるのですがうちはこんな感じ。。

ご存知の方も多いと思いますが烏龍茶は製茶技術があってもその日の天候などによって大きく左右されます。
しかし、大事な事は、、
天気は人の力で変える事はできませんが、天候に応じてお茶の作り方を変える事はできる!という事です。

「腕の良い茶師」というのは、場面に応じた幾つもの製茶パターンをもっていてそれを的確に判断し使える人
というのが1つの条件だと思います。
今日の天気は烏龍茶を作るのにはかなり厳しい条件ですが、逆に言えば自分達のパターンを増やしたり試したりできるチャンスでもある訳ですね。

 

 

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