昨日は雨、今日は郷(日本で言えば群)の4年に一度の催しもので製茶は休み。
休みと言っても昨日の夜から凄く慌ただしく過ごしています。
前日夜10時、家で飼っていた豚さんを捕獲、そのまま可哀想だなと思いつつも解体場へ。
一番大きく育った豚、約350キロぐらいだと思います。
豚だけでなく羊、鶏やカモなどを神様に捧げるお祭りの為です。
日本で言えば豊農祭のような位置づけでしょうか。
そして当日の今日。
昨日の夜に解体された豚が会場へ、これはうちの豚さんです。
他にも沢山の豚や羊、鶏や鴨など…。
大きい豚は1000キロを超え、通常肉を残したまま飾られるのですが、大きいものはそれも全部おとし顔と皮だけに、そしてモヒカン状態。
会場には祭壇も設けられ、皆様感謝の気持ちを込めて祈っていました。
ステージも設けられ歌などが披露され、爆竹、花火もなり放題。
台湾では地方にいくとよくこのような地元の祭りを見られるのですが、いまいちよく理解できないのが…。
MCのお姉さんがやけに色っぽい恰好をしていることですね、笑。
一応、郷の公舎前で、昔からの祭典ならば、台湾語の唄などが流れるのが普通だと思うんですが…トランスにあわせて踊りながら歌ったり…。
かと思えば、豚の前では昔からの伝統的な音楽を奏でる集団が演奏していたり…まぁ、ある意味これが台湾だね!とも思います。
いつか撮りたいと思っていた台湾の神様の動画も撮ることができました、載せておきます♪
僕には日本の福助にしか見えないのですが…。。
祭りは午後3時前には終わり、そのまま豚を家まで運びます。
そして家の中には卓がいくつも用意され知り合いを招待して盛大に食事。
この日ばかりは飲めや食えやの大騒ぎ。
そして豚は家に持ち帰った後自分達で大きなブロックにわけ、来てくれた知り合いに福がきますようにとお土産で渡します。
仲の良い茶業改良所の先生で評茶師の大御所の方もわざわざ駆けつけてくれました。
有難いことですね、ブログを読んで下さっている皆さんにも幸せのおすそわけが届きますように♪