久々に有意義な時間を送れたので伝えます。

お世話になっている方からの紹介でとある場所に足を運んだ。

初対面の挨拶を兼ねていたので長居はするつもりはなかった為夕方5時に行ったのだが…

台湾茶

テイスティングの一部、良い部分や欠点、色々洗い出し会話はひたすら続く…

この写真は途中経過…。
この前にも後にも色々と台湾茶を出して頂き、色々と話をさせて頂いた。

この方はかなり筋が通った方で自分の台湾茶への考えがしっかりしている。
僕とは被らない部分はありつつも、一致する部分も多く結局夜10時過ぎまで1対1で20種以上の台湾茶を頂いた。

恐らく最初は軽く試されていた感があった…
それは感じていたので遠慮なく出されたお茶の良い部分や欠点をズバッと言わせて頂いた。

何種類か高山茶を出した後に僕が出された台湾茶に優劣をつけ、だいたいの標高などを当てていったあたりから少し認めてくれた感が表れ、その後はかなりマニアックな方向へ話が流れた。
抽出したお茶を混ぜ始め、

主人:この組み合わせはどうかね?それとこっちは?
僕 :いや、このバランスは悪くないですか?それならこうで…

みたいな話で盛り上がり始め、焙煎や高山、平地、昔の製法などへも話が広がり面白かった。

茶の仕事について長い方で僕よりも当然多くのものを見ているので学ぶことも多くありつつ、考え方に疑問を持つ部分もあった。
ただし、ここはお茶を判断する時に味や香り以外の外的要因の何処を優先的に見ていくのかの違いだったので特に問題はない。
驚いたのは茶をかなりシンプルに見れていることだった、今まで多くの方に会って話をしてきたが、ここまでの方はいなかった。

最後に散々飲ませてもらったにもかかわらず何も買わずに出たことを詫びた。
しかし、僕の目的も理解してくれていた為、嫌な顔一つせず

貴方みたいに台湾に住んで農家でそこまで勉強してる方は初めてだよ〜。
いつ来てもいいい、新しいものが入ったら私からも電話するから飲みに来なさい。

と笑顔で見送ってくれた。
上で述べたように完全に違う考えを持つ部分もありますが、それを含めて話をしていてとても参考になるし、もっと長い時間をとって話してみたいなと素直に思えました。

近いうちにまた行ってみたいと思います。5時間はあまりにも短かすぎる時間でした…

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