夏茶の製茶が日々続いているが本日は並行して紅茶作りがあった。
去年も作ったものだが、烏龍の要素を取り入れた烏龍紅茶というものを大先生が作ることに。
これはお客さんからのオーダーらしい。
今年は天候不良で夏茶がかなり減産しているので、農家として自分達が売る為の紅茶を作る機会はないとみている。
個人的に去年の蜜香紅茶の出来がよく、これはまだ販売しておらず、先に中国茶教室などの方に少量販売しているのだが評価は凄く高い。
今年もそれを期待したのだが、減産の関係上仕方のない事だろう。
さて、今回作るのは大先生だが、この紅茶作りを心待ちにしていた。
機械で刈ったものを紅茶にするのだが、手摘みでも機械でも関係なく、とにかく確認した事が多々あったからだ。
紅茶というものは作業工程自体はとても少ない。
故に簡単に出来ると思っている人がちらほらいるが実際良品を作るとなるとそうもいかない。
烏龍茶も平行して作っているのでその合間をぬって自分が想像していた葉の状態なり、変化を確認、わからないところは聞いたりして疑問を埋めていく。
恐らく、今月末の滞在中で紅茶はこの1回だろう。
既にかなり勉強になっているが、最後まで見続けて日本での勉強会にいかしていきたいと思う。