昨日の夕方に刈り取ってきた茶葉、今日無事に紅茶になった。

僕らは烏龍の製茶もあったので時間を見て色々と見ていたのだが、自分の中の疑問が解決したり、新しい発見も多くあった。

紅茶の酸化発酵

紅茶が正常に紅くなっていく様子、これは興味深い写真だと思います


工場内での仕事があったので紅茶の揉捻には立ち会えなかったがその後の工程はほぼ全て見届けた。
上の写真は紅茶が紅くなっていく途中にとったものだが、大先生が作業をする横で見て確認しつつ色々と聞いた。

実際に紅茶というものはなんとなくだったら出来てしまうものである。
しかし、気付く人は少ないが難しい部分が多い。

水色の濁りや少し黒味をおびたり…そのへんの疑問というのはなかなか解決できないでいた。
この辺は淹れる水にも関係してくると思うのだが、そうではなく製茶工程で何が原因でそうなるのかがなかなかつかめないでいた。

紅茶の乾燥

紅くなった葉を乾燥機へいれて仕上げていく


今回は烏龍紅茶という烏龍の要素を取り入れたものを作った訳だが、その事によってより見えた部分がある。
烏龍も紅茶も葉内の水の扱い方がとても重要になるのだが、その部分の疑問が解決したのはなによりの収穫だ。

紅茶の水色

深く紅く透き通った水色、正常な行程を経て出来上がったことがわかります


出来上がったものを大先生と試飲しながらさらに2時間ぐらいずっと話していた。
紅茶だけの事ではないが、今まで勉強した烏龍や紅茶、そして日本茶の事などをふまえてわりと深いことを聞いたり…どうでも良い話をしたり。

かなり内容の濃い2日間を過ごせました。

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