一日中雨の為、畑作業はお休み。

昨日畑周りをしていた時に気づいたことを書いてみようと思います。

中切り後の茶樹

中切り後の茶樹(2011.12)

腐葉土

茶樹の根元には腐葉土が沢山(2011.12)

これは去年冬茶後に中切りをした台茶17号白鷺の畑。
かなり大きく育っていたので茶樹の根本に光が届くことはありませんでした。
根本を見ると腐葉土が沢山ありますね。

茶樹の根元の雑草

中切り後の台茶17号白鷺(しらさぎ)、新芽と共に根元には多くの雑草が生えてます

一方これが昨日見に行った時に撮ったもの。
違いは一目瞭然ですね。
茶樹の根本から小さな雑草が沢山生えています。

恐らく中切りをする前から根本には沢山の種子がうまっていた筈です。
しかし、光が届かない為に発芽できず…。
中切りをしたおかげで光が届き、畝間にはそんなに雑草がないのにもかかわらず根本にはびっしりと生えています。

何気なく見ていると見過ごしてしまいますが、とても面白い現象ですね。
それと同時に植物の成長にはやはり、太陽の光、光合成が深く関わっていることがわかります。

天

天地人の「天」、大枠では気候ですが、やはり太陽は植物にも人間にも大切なもの

昨日、一昨日と二日間かけて畝間にまいた有機肥料には多くの種子と微生物が入っています。
固形の肥料なので今日の雨で水を吸い込み膨張し、そこに太陽の光があたればおそらく近いうちに畝間に雑草が生え始めます。

良い茶が生まれるには「天地人」が必要と言われます。
僕は茶だけではなく全ての食物においてこれは必要なものだと思っているのでこの言葉を特に好んで使うことはありませんが、今回はこの「天」の一部を見れたような気がします。

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