午前中に摘んだウンカ芽は最高♪
一芯二葉でこの大きさ、うちの農家の実力ならコンテストで参等以内は確実にとれる素材です。
でも、上位入賞を意識して作ることはありません、いい素材があればいいお茶はできるし、それがお客様に届いて笑顔を見れる事が一番ですから♪コンテストはおまけです。
ただ欲を言えばいつもこの大きさで揃うといいんですけど、そうはいきません…。。

僕が暮らしている桃園のとある村ですが、台北まで1時間程という利便性からベッドタウン化が近くまで進んでいます。
都市化が進むことによってそこに雇用が生まれ、茶摘みしかなかったおばちゃん達にも沢山の選択肢ができ、汗をかいてまでこの仕事をする必要がなくなっている訳なんですね。

うちの農家では東方美人の時期は一斤(600g)で幾らという出来高制をとっています。
そうすると、茶摘みのおばちゃん達はどうしても芽の大きいものをとって重量を稼ぎにいきます。それを見かねて日給制にすると、小さい新芽は摘むけど、量が出ないと…
この問題はここ何年か続いていて、お互いの生活がかかっているので難しい問題ですが、話し合って信頼を深め解決していく以外ないのかなぁ…と最近よく思います。

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