朝6時から畑の雑草取りをして昼に帰宅、ご飯の前に午前中におばちゃん達が積んでくれた新芽を萎凋する為、籠へ入れていきます。
僕もこの作業をして4年目、簡単そうに見えますが、籠に均一に茶葉を落としていくって結構難しいんですよね。
それと、午前や午後、日によってこの籠の中に入れる茶葉の量って変わるんですよ。萎凋を早く進めたい時や逆に遅い時、その日の天気、温度‥色々な条件で変わってくるんです。たぶんこの先もこういう写真は載せると思うので注意してみてくださいね♪
さて、家での作業が終わった後、慌しくお昼を食べてすぐ仮眠、朝早いので昼寝をしないと体がもたないのと、太陽が強いお昼~3時ぐらいまでは畑に出ないのが基本です。
大袈裟な‥って思う人もいるかもしれませんが、畑作業なので長袖、長ズボン、気温は35度ぐらい、太陽は日本より近く、刺すような陽射しなんです。10分動いただけで滝のような汗が出て、僕とショウリンだけで畑に出る日は5リットルのヤカンに淹れたお茶2杯なくなりますから‥本当に過酷なんですよ。
つかの間の仮眠の後、午後3時過ぎ、雑草取りの続きへ‥もう、写真みただけで嫌になる気持ちわかってくれますか?日本のお茶農家さんから見たら、管理が悪いって思われるかもしれませんね‥笑。
でも、気づいてますか?
周りの樹と雑草、お茶の樹を含めて凄く綺麗な緑色ですよね?
右半分はお茶の畑だって言わないとわからないくらいの状態です。畑は山を切り開いて作っていますけど、自然の一部になっていますよね?
無農薬(オーガニック)でお茶を作るにはこれが凄く重要なんです、ただ無農薬にして雑草は抜いてお茶が生育しやすい環境だけを作るだけではなく、そこにいる植物、動物、昆虫‥全てが生活しやすい状況、簡単に言えば自然に限りなく近い状況ですね。
虫も動物も住めない、雑草も生えない畑ではお茶を作ってもおいしくないし、雑草をここまで放置している深い意味もちゃんとあるんですよ♪

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