翠玉4日目、日光萎凋中に雨にうたれて室内に移動したのが昨日の夕方。

烏龍茶というものは普段でさえ時間のかかるものだが、このような日は更にかかる。

茶葉の萎凋

昨日は雨に降られましたが今日は曇りだったので室内から外へ少しだけだし萎凋を…

普段なら、刈り取りから季節や酸化度(発酵度と呼ばれます)によりますが、おおむね12時間前後で殺青にはいれるものである。

しかし今回は雨にうたれ、その水が飛んだあとにようやく茶葉内の水分もぬいていけるような感じになり、30時間以上かかった。

機械製茶がメインの日本茶の農家さんにとっては効率的にも信じられない話だと思う。
正直僕もそう思うし、でもそれが烏龍茶である。

前日にも書いたが烏龍茶はやはり不安定要素が多分にある茶であると言えます。
プラス、人と茶との距離が近いので、出来上がりも幅がある。
日本茶もピンキリあると思うが、烏龍茶はその幅がもっと広いと感じでいます。

しかし天候を読んだり手の感触や香り…データには出てこない人間の経験からくる感などがピッタリとはまった時は、本当にビックリするぐらいのものが出来るのは間違いありません。

茶葉の撹拌

狭い工場で小ロット生産なので量が多いとスペースもなくなり大変です

今回は雨にうたれた葉でどこまでいけるのか…。
という部分がありましたが、出来上がり自体は悪くはありませんでした。
さすがに香りは少し落ちますが、甘みがあります。
天候と雨の影響で俗にいう発酵度は軽発酵よりも若干浅く、高山茶を思わせるようなものでした。

烏龍茶の殺青風景

右と左、若干大きさも違うので葉への熱の入り方、機械の設定をかえた時の反応も違いかなり苦戦…

量もかなりのものでしたが、今日から殺青機を2台使っての作業。
普段のもの以外にも小さいものはあったのですが、それでは効率が悪い為、農家をやめた知り合いのところから借りてきました。
おかげでスピードはいつもの2倍、前回7時間半ほどかかったものが4時間程度で終わりました。これは正直ありがたい。

しかし相方はもう一台追加して3台にしたいと。。
「3台は一人になった時に見きれないよね?」と聞くと
「そうだよ!だからどういう意味かわかってるよね?笑」

と…。
僕は苦笑いしながらスルーしましたが…。
ん~ありがたいお話ですが、台湾に何年も住み込むというのは一人で決められないのです。。

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