日本茶や紅茶、烏龍茶に適した葉の形状があることはご存知でしょうか?

今回は画像で簡単に見やすく説明していきます♪

烏龍茶に適した生葉

烏龍茶に適した生葉はこのような形

これは本日刈り取りをした青心大有の畑。
日本の煎茶などと比べて茶葉が開ききっているのがおわかりでしょうか?

この状態が烏龍茶を作るのには最適な葉になります。
理由は…

日本茶と烏龍茶では求めるものが違うこと
烏龍茶の特徴を出すのにはこのような葉の方が向いていること
作業の工程・道具からこのような葉の方が安定したものがつくれること

など、他も含めて幾つかあげられます。
専門的になりすぎると迷路に入りますから簡単なさわりだけですがこれで十分だと思います…。

続いては可搬型摘採機、いわゆる手摘みではなく機械で摘んだ後のお話です♪
手摘みの場合だと、よく言われる一芯二葉や三葉などで揃えることができますが、機械となるとそうはいきません。

機械刈り

手摘みではなく機械で刈るとこのような長いものも入ってきます

茶樹の樹勢や水脈の強さによって他のものよりも生長したものも含まれます。
このような葉は萎凋(いちょう)をしている最中にいらないところを落としていきます。

いらない部分

いらない部分の葉を落としました

機械刈りの新芽

更にいらない茎部分を取り除きます

わかりやすくしてみました。
取り除いた葉は熟しすぎていて硬くなっているのでいらない部分です。
そしてその茎部分も外して、葉のついた上部だけを使います。

この理由も上にあげた烏龍を作るのに適した葉の理由から来ています。

ちょっとした豆知識ですがこのようなことはあまり取り上げる方もいないので、烏龍茶好きの方に読んで頂けたらと思います。

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