本日も昨日と同じく茶畑の雑草取り。
思ったより早く終わるかな?とふんでいたのですがこれがなかなか大変…
およそ25m程ある畝間一本終えるのに約2時間半程かかります。。
雨上がりで土が柔らかくなっているということで大きな雑草からとろうとスタートしましたが、耕運機をかけた後のフカフカの土の上に生えたものではない為、やはり地面が硬くその分、根を抜くのも大変です…
しかし、雑草というものは本当に強いもので根を残すとすぐにまた生えてきます。
今しっかり根からとっておかないと、来月末からの東方美人の時期には大爆発してる可能性があります。
うちの農家は東方美人を中心にまわっているので、その時期に余分な作業が入ってくるのはかなり辛い。。
大変でも今頑張って貯金をしておかないといけません。
ですから、なるべくこのように根からしっかりと抜いていく。
そして普段なら抜いてそのまま畝間に積んでいくことも多いのですが、この畝間は種子がある雑草が目立ったので面倒だが抜いた雑草を畑の脇へ。
今、こうしてブログを書きながら気づきましたが…
小指と薬指の内側に、軽い火傷をしたかのようなクワだこと言えばいいのでしょうか?出来てます。
まだ小さいクワなので目立ちませんが、これからもっと大きなものを使うようになると両手、手のひらまでマメが出来つぶれまた出来てと繰り返しが待っています…
去年はその状態から更に進み、指の関節が曲がらなくなり1ヶ月以上グーを握れない状態になりました。
正直その状態はかなり辛いものですが、日本で得られる飾られた台湾茶情報、現地のお茶屋さんで聞く話に疑問を持ち、お飾りなしで茶を根本から知る為に農家に入った訳ですから、やはり畑に出て勉強してナンボですね。
手なんて去年の経験から動かなくなっても放っておけば治りますから。
だいたい自分の手が弱すぎるというのと道具を使う時の力の抜き方・移動をまだ心得てないのが問題です。。
前置きがだいぶ長くなりましたが今回の話題、茶樹の水脈についてです。
茶樹を1本1本チェックしながら雑草を抜いていたのですが、台切りした茶樹から新しい芽が出て枝がどんどん伸びてきています。
全てがそうではないのですが、観察していて気付き、面白かったこと。
新しく枝の出てくる場所ですが、台切りする前の生い茂った状態において、茶樹の根幹、背骨として頑張っていた一番太い幹ではなく、わりと後発で出てきた細い場所から新しい芽や枝が伸びている茶樹がとても多いですね。
茶樹の中には数えきれない程の水脈がある筈ですが、恐らく1本1本の水脈の強さは違うでしょう。
水脈には古いものから新しいものまであるのは簡単に想像がつきますが…
病害虫などの影響を抜きにしてシンプルに考えた時に、やはりより新しい水脈の方が勢いがあるのかな?と感じました。
また、細い新しい幹がなかったりそれも弱かったりしたのか…こうして根本から新しく出ている茶樹もありました。
こうして新しい芽や枝が伸びる場所や理由を考えていくと、台切りする前のその茶樹の状態もなんとなく想像ができます。
恐らく今日の仕事が予想以上にはかどらなかったのは1本1本茶樹を見ていちいち想像していたからですね、、よかったり悪かったり。。