夜中に雨がやみ、畑の水がはけるのを待って午後から雑草取り。

相方が用事ありなので本日は一人での作業、場所は台茶12号金萱の畑。

雑草取りと茶樹の根本の土の整備をしていきます。

雑草

奥まで広がる雑草を一本ずつ抜き、土をならすまでが仕事

この畑も数日前の「1メートルの差を観察していく」の記事で取り上げた畑と一緒で畝間の雑草の生え方が一列ずつ違いますね?

前にも書きましたが、あえてこのような管理方法をとっています。
ただ理想としては、雑草は生えていた方がいい状態ではあります。

畑作業の道具

畑作業の道具はこれだけ…手作業で根気がいります

雑草取りと土の整備と言うと簡単に聞こえますがなかなかハードなお仕事。
使うものはこれだけ…。

軍手をして、手で雑草を1本ずつ根を残さずにとっていきます。
根が強い雑草はこの小さなクワで少し堀ってから手で抜いていくというかなり地道な作業。

畝間の雑草

この状態の雑草を → → →

畝間の雑草のその後

→ → → このような状態にします

実際の作業風景。
左の状態から右の業態へ。
若干小さな雑草は残ってますが、今日は雨上がりで土が柔らかくなっているのでまず大きなものを優先的に抜いていく為にこのようになります。

左の写真で雑草の周りの土から水が引き、茶色になっているのがわかるでしょうか?
見比べて右、雑草を抜いたところが黒っぽくなっているのがわかるでしょうか?

雑草には多くの役割がありますが、上の写真からその役割の一つがわかりますね♪

有機栽培、無農薬だから雑草が生えてます!と生産者を含め多くの方が農薬基準で語りますが、これは完全に「農」を勉強していない方の都合のいい解釈です。
本来の有機栽培というものは、有機質や微生物、雑草などを含めそれらは何を起こし、または何が出来るかといった役割を理解し、その状態や特性を利用して農作物を作ることです。

新芽の樹勢

1本1本チェックしていきます

新芽2

茶樹によってだいぶバラつきがありますね

そして、雑草を抜きながら茶葉のチェックなども同時に進めていきます。
ここでも色々な発見はありましたが、それはまた別の機会に書きたいと思います。

午後1時から夕方6時半までコツコツやって畑の半分程度の雑草を抜きました。
明日も1日この作業、恐らく明後日にはここの畑の作業は完了するでしょう♪

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