昨日両親を空港へ送り、そのままホテルを延泊。

少し前に台中在住の日本の方からメールを頂き、是非お会いしてお話をしたいという事なのでせっかくなのでという事で台北にある茶藝館へ向かった。

台北の茶藝館にて

台北の茶藝館にて台湾茶の話や相談や質問など…4時間程話したでしょうか、時間が過ぎるのが早いです…


四季春、金萱、東方美人、老茶(21年)を僕が淹れ、色々とお話をした。

関西出身の方で、実家は日本茶を作る農家。
台湾茶を知りたく、留学を兼ねてこちらへ来ているという事だった。

わざわざ台北まで足を運んでもらい申し訳ないと思いつつ、聞かれた事に対して色々と話をした。
そして、アドバイスという訳ではないが、台湾茶を理解するのには日本茶への理解を持ち比べること。
そして日本茶がどれだけ素晴らしく、生産性も含めてどれだけ凄かということも合わせて伝えておいた。

ブログを書き始めて1年半弱、ほぼ毎日更新しているのだが、このような機会があると本当に書き続けてよかったと思う。
ネットが普及し、色々な情報が出る中で、自分が台湾茶を理解していなかった時のように他の方が売り文句的な情報に振り回される事なく正しく台湾茶を知る事の出来る場所を作りたいという思いもあった。。

おかげ様で教室などをされている方からも色々と聞かれるようになった。
今回お会いした方にも
「これからも色々と教えて下さい」と言われ、正直嬉しい気持ちだ。

「既にFBやブログは無料相談室みたいな感じになってますから大丈夫です(笑)」と…。
自分は元々お茶農家の家ではなく、単なるお茶好きから始まっているので色々と苦労することも多かった。
質問をくれる方の気持ちもわかるし、やはり何とか出来る事はしてあげたい。

まだまだ足りない部分は多いが、出来るところまで知識技術を高めたいし、欲を言えば
「とりあえず、渡辺に聞いとけ…」
と言われるぐらいになりたいし、そうなる事で正しいお茶の知識を多くの方に届けたいと思っている。
初心に帰れる一日でした。

話は変わりますが
今回使った茶藝館は以前にも使用しており、台北ではお気に入りの場所だ。
日本の統治時代に建てられた建物の中にあり、恐らく民営ではないと思う。
台北市内の多くの茶藝館は持ち込みは出来るが、お店のものも買わないといけないような場所が多々あるがここは水代と茶菓子で最低幾らという設定はあるが、良心的。

建物の中も西洋からの影響を受けた大正時代のような建築物で天井も高く、落ち着いた雰囲気。
今後も台北で…となった時に頻繁に使う事になりそうです。

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