台湾へ戻るのは明日。
今回は静岡での製茶が延びに延び慌ただしい一時帰国になってしまった。
実家に帰った際のことだが少しかいておこうと思う。
静岡の実家にいた際のこと。
家の庭に椿を植えてあるのだが、そこにウンカの害が…。
ちょうど写真を撮っている間にもウンカが一生懸命葉の上を動いていた。
5月に一時帰国した際にも実家近くの茶畑でウンカは見ていた。
そしてその後台湾へ戻り、ウンカの当たり年、そして静岡の茶農家さんの畑で見た台湾と変わらない程のウンカの吸汁の害…。
やはり今年はウンカの当たり年だったのだろう。
と言っても、これは僕が東方美人を作る農家に滞在しているから「当たり年」であって、日本の蒸し製煎茶を作る生産家さんから言ったら「とんでもない年」となるのだろう…。
ウンカに吸汁された葉を見ても僕は心ときめき、一方では頭を抱える人も…
お茶というものはその製法、考え方、葉の生かし方で多種多様に香味も特徴も変化する。
これがお茶の数ある魅力の中の一つだと僕は思っている。
だから、日本のお茶からも多種多様なものが生まれる筈であるっ!!
と、文字にすれば簡単なのだが、実際そううまくはいかない(笑)
ここには多くの努力、または乗り越えなければならない壁や制約、乗り越えられないもの…色々存在する。
今回の一時帰国は色々と考えるキッカケをもらったような気がする、いずれにしても今後に生かしていければと思っています。
最後にお世話になっている日本茶関係の方から
「ウンカの害にあった日本茶持っていってやるよ!」
と電話で言われ、昨日頂いた…。。
あけて拝見するのが怖いが、近いうちに見てみようと思っています。