本日は青心大有の畑へ向かう。
ここはブログでも何回も取り上げている場所、植えた初年度から自分が雑草などを含め一番多く見てきた畑。
やはりその分だけ思い入れのある畑である。
今回は軽い雑草取り。
ここは山の一部を削って作っているが、その削った側の畝の方に雑草が沢山生えてきている。
台湾は初めて来て畑に出始めてから5年。
色々とみてきたが、このように山肌を削った畑はその削った側の方に雑草が多い。
やはり山はダム的な役割をしており、ほんの数メートルの違いでも土中の水分はかなり違うものだと思う。
クワなどをいれてみても、やはり削った側の方が若干水分があるのがわかる。
しかし…
1ヶ月くらい前、そしてまたその1ヶ月前とここの畑の雑草は綺麗にとっているのだが、本当に成長が早い。
といっても今年はかなりの猛暑で雨のない時期もあったのでその分いくらかはマシなのだが…
とりあえず今回は先に相方が肥料をまいているので、茶樹の根本付近の雑草を主に抜いていく。
抜きながら茶樹の状態や葉を観察していく訳だが面白い事に気がついた。
葉を見ていると一様に濃い色をしている。
通常新芽などは少し色が薄く、新しく伸びてきたところは見ればすぐにわかる。
ここはまだまだ幼く、刈り取りをするような畑ではない為に常に成長を促している畑だ。
東方美人が終わった時期などは他の畑と同じように新しい芽が出て生長しているのが色ではっきりとわかった。
でも今はそれがないという事はやはり、成長する時期しない時期があるのではと思う。
新芽が出たら伸び切り芽止まりがありそこで一旦落ち着き、また時期が来たら延びるのか…
たぶん落ち着いてる時期も多少の生長はあるとは思うのだが、やはり周期的なものがあるように思える。
刈り取りのある畑でもやはり芽止まりがあるからきっとそうなのだろう。
通常の畑は刈り取りがあるのでこのような状態を観察できないがこのような畑ではそれが観察できる。
でも、もう帰国か…
この辺はまた色々な畑と見比べて観察していきたいと思っています。