今日は畑には出ずに1日家でティーバッグ用のお茶の仕上げ(焙煎、箱詰め)などの作業でした。


ティーバッグというと安いけど味はイマイチなお茶のイメージですよね。
実際多くの物は烏龍茶を作っている最中に出た細かい葉を集め、強引にその生葉を積み重ねる事で発酵が進み、ティーバッグを作ります(これは大手業者の作り方)。
ですから、農家は攪拌時に出た細かい葉を売ったりするんですけどね‥。
でも、うちのティーバッグは全く別物です。
一度烏龍茶として仕上げたものをわざわざ砕いて葉部分と茎にわけて葉の方はティーバッグに、茎の部分も茎茶としておろします。
要するに、普通にお客さんに烏龍茶として売れるものをわざわざティーバッグにしています。
原料は主に夏茶ですが、夏茶特有の舌に残るザラザラ感は焙煎を重ねる事によって成分が細かく分解され甘味にかわっていくんです。
ハッキリ言って値段の割に合わない仕事ですが、、、。
ティーバッグだからって適当なお茶でOKなんて事は僕のいる農家では通用しません。

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