冬茶が始まり台湾での烏龍茶作りも佳境を迎えつつある中で今日は一日の流れについて軽くふれます。
台湾茶、台湾烏龍茶の工程とでも言えばいいでしょうか、今までは一部にスポットを当てたブログが多かったのでなんとなく。。
これは昨日から今日の流れで季節やその日の天候により時間は大きく変わります。

10:30am 起床、身の回りの事や朝ご飯、それが終わると畑へ出る準備

12:30pm 茶畑へ向かい、刈り取り開始

14:00pm 茶畑より帰宅、日光萎凋
※日光萎凋の時間は季節、日によって変わります。15分前後の日も

16:30pm 室内萎凋へ 静置⇔攪拌を生葉の様子を見ながら時間をあけて数回
※合間に夕ご飯、仮眠(1時間程)

3:00am 殺青~揉捻~初期乾燥開始

8:00am 初期乾燥まで終了
※ここで一区切り、この時間から短い睡眠です。

11:00am 起床、初期乾燥をかけた葉を包揉、揉捻(茶葉を丸める)、玉解きを何十回と繰り返す
※【包揉の写真、記事はこちらで確認】
※玉解きは下の写真。機械で軽くほぐした後、手で細かいものをほぐします。

15:00pm 前述の作業が終了、ここで長めの乾燥を入れます。

どうでしょうか?
前日の朝から次の日の午後まで、、。台湾烏龍茶は一日にして成らず!ですね。
さらにこの後、枝取り、そして焙煎と‥。
今日は雨が降り茶葉の摘採がなかったので体的には楽ですが、初夏や夏場はこれが一週間程続いたり‥想像できますか?地獄です、、。
さすがに睡眠3時間程の肉体労働の連続は体に応えます、台湾茶って本当に時間をかけて作るものなんだな~と少しでも理解して頂ければ是幸いです。

包揉した茶葉の玉解き

 

 

【一緒に読みたい関連記事】