本日は金萱と青心大有の同時進行。

ブログを前々から読んでいる方なら「金萱?あれっ…!?」と思ったのではないでしょうか!?

実は先生の知り合いの方に頼まれ、製茶を請け負う事になったのです。

2012秋の金萱

畑はとても綺麗

2012秋の金萱きんせん

よく管理されています

という事もあり、今日は普段とは違う畑へでました。
この知り合いの方、僕も顔見知りですが、性格はおおらかで優しい方。
やはりその性格というものは茶園管理にも現れ、畑は綺麗に整備され、茶樹も生き生きと育っていた。

2012秋の金萱の葉

季節的に長い茎も目立ちますが、葉は熟し、良い状態

この知り合いの金萱、一部をこちらにもらうことになったのですが、家に帰り室内萎凋に入ったところで大先生から呼ばれた…
「殺青機一台分の生葉をとって自分で作ってみなさい」と…。
一瞬「えっ!?」と思ったのだが、せっかくのチャンスを頂いたので作らせてもうらう事にした。

しかし、畑の管理もよくはも熟したものだがやはりこの時期、手摘みではないのでかなり長い茎のものも多く混じっている。
大先生からの助言で自分で作る分に関しては地道に長い茎部分をとり、殺青まで持ち込む事になった。

本来なら萎凋中に茶葉を動かすのは厳禁。
ですから、このような作業というものもしない方がいいのかもしれない。

しかし、自分で作る分だけはそのリスクを理解しつつ、作業を進めた。
なるべく生葉の大きさなどが均一になっていた方が水分を抜いていく烏龍というお茶にとっては良い。

金萱の茎

リスクはあるが、大先生の助言もあり、長い茎を取り除いていく


とういう事で、萎凋中の茶葉から長い茎をもつものをとりだし、このように取り外していく。
今は殺青待ちの時間で、だいたい長いものは獲り終わったのだがやはり、葉をだいぶ動かしてしまったのでこれがどうでるかですね…。

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