昨日今日と台風が直撃しており仕事がない。

工場の中でする仕事も今は特にないので、このような日はわりと自分の事に時間をさけるので少し有難い部分もある。

勿論、雨が降り続くと製茶にも影響が出るので出ない範囲内でのことです。

飲み比べ

知り合いの農家やお客さん、卸の方が色々と茶を持ってきてくれるので勉強になります


そんな中、本日は知り合いやらお客さんやらが持ってきたお茶を見る機会があった。
左から、うちの紅茶、今年の東方美人で上位に入った方の別ロットの東方美人(お客さん持ち込み)、知り合いの翠玉、お客さんが持ち込んできた四季春。

農家にいると自分達で作ったお茶以外見る機会が少ないというのが普通なのだが、うちでは知り合いの農家さんがよく持ってくるし、取引先やお客さんが持ち込んでくるものも多い。

誤解のないように書いておくが、僕が滞在する農家では他の方のお茶を買い取り売ったりはしていない。
持ち込まれるのは、殆どがお客さんが他で買ったはいいが、良いのか悪いのかわからなかったり、何かしら疑問の部分があり、それを解決したくて持ち込んで来るケースが殆どです。

特に一つ一つのお茶をここで解説することはしないが、良い部分悪い部分色々と出てくる。
お茶とは関係ない立場の仕事につき、客としてお茶屋さんに行くとしたら美味いマズイや好きや嫌いで判断すればいいのだが自分の立場はそうではない。

100点のお茶はないと思っているが、良い部分悪い部分をちゃんと見て、台湾国内でのそのお茶の位置やをだいたい把握しておかなければいけない。
その上で自分が扱えるのかという判断も出てくる。

僕にとってはこのようなお茶を見れるのはとても勉強になる。
わざわざ買わなくてもこうして勉強できる素材がちょくちょくあるというのは本当に恵まれた環境だと思う。

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