昨日は端午節ということで夜から親友を呼んでのバーベキュー。

勿論、そのような席ではお酒は欠かせないので僕も…

ということで本日は午前いっぱいぐっすり寝て午後から畑に出るという流れ。

17号白鷺の畑の雑草

17号白鷺の畑の雑草、根元にびっちり生えたものを手で1本1本抜いていく果てしない作業

台湾の僕の暮らしている桃園は東方美人の梅雨時期からじわじわと温度・湿度があがり本格的な夏に入っていく。
それと同時に出てくる問題が雑草。。

このブログでも何回も取り上げてはいますが、本当に成長が早い。
雨もよく降る国でしかも太陽も強い。
雑草にとってこんなに条件の良い国もなかなかないのではないかと思う程。。

本日は去年中切りをした17号白鷺の雑草とり。
といっても僕一人で進める作業。
畝間は既に耕運がかかっているので、茶樹の根本にあるものを丁寧に根から抜いていく。

信じられないかもしれないが、この雑草取りは全て手で抜いていく作業である。
一畝70~80メートルはあるだろうか…、この一つの畝を終わらせるのに一時間以上はかかる。
だから今日終わった部分は全体の三分の一程度。

本当に果てしない作業だし、畑はここの何倍もあるのでここが終われば次がある。。
夏場は本当に製茶以外は雑草の管理しかしていないような状況になる。

17号の畑の雑草を抜いた後

雑草を抜いた後はこのようにスッキリ、一畝に何時間もかかります…

しかし、東方美人というお茶をメインとする故に農薬は使えない。
何よりもこの炎天下での雑草とりが一番体力と気力を奪われきつい作業なのだが、この作業を通して畑で茶樹にふれ、見る機会は増える。
その分学ぶことは多く、これは本当に良い環境に入れたとも思う。

常々、製茶や焙煎以前に生葉が良い状態でなければ良いお茶は出来ないと言っている。
まだまだ全てがわるというには程遠いが、この経験をいかして日本の茶農家さんと畑について色々話をできたりしたら面白いな~なんて考えたりもする。

しかし、その前に目の前の仕事ですね。
ちょうど今からの雑草の大爆発の時期が落ち着き、秋茶に入る頃が僕の帰国となりそうですが、それまでは徹底的に倒れるぐらいまで働いて少しでも茶と話ができるようになれればと思います。

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