静岡からのブログです。
日本にいる短い間はなるべく日本茶の話題を取り上げようと家の周りのお茶畑を散歩していたら、こんな状況の茶畑が…
茶畑

ショックですね…
完全に放置されているようです。
刈り取られた様子もなく、畝間からは木と言ってもいいぐらいの雑草が生えていてもうお茶畑なのかどうかもわからないくらいです。

おそらく、後を継ぐ方がいなくてこういう状態になっているんだと思いますが…
勿体ない。
茶畑というのは一度荒れてしまうと二度と元に戻らないとよく言います。
こうなる前に知り合いのお茶農家さんなりが管理を受けてくれればよかったのでしょうけど、そういう様子もないことを見ると引き受けてもお金にならないのが現状ではないでしょうか。
日本茶を取り巻く環境はすごく厳しくなっています、個性を出したお茶で話題を作っていければいいかもしれませんが、昔ながらにお茶を作っているだけでは生き残っていくのは難しくなりつつあります。

どの業種、業界にも弱者、強者が出てくるのは当たり前の事ですが、そういう問題ではなく後継者問題などでお茶作りが放置されたんだとしたら、悲しいですね。

僕が静岡に住んでいる時間が長ければこういう茶畑の管理を引き受けて実験的に萎凋をいれた緑茶を作ったり、夏場に烏龍茶や紅茶を作ったりしてみたいのですが…それもできませんしね。
畑の所有者の方も自分の畑がこのような状況になっているのを見るのは辛いでしょうね。。
なんとも言えない気持ちになりました。

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