畑の管理作業あと数日かかりそうです。

今回は土について簡単なことだけ書いてみようと思います。

耕運後の土の塊

耕運後にこのように土の塊が出来るのがうちでは善しとされます


数日前に相方が耕運をかけ、その後の管理を僕がしているこの畑。
耕運に関してはブログで何度か書いてきましたが、このように土の塊ができるような感じでかけられるのが一番です。

これは土質がどうこうではなく、この状態だと雨がふった際に土の塊の中に水分を保て、そして地中まで空気の層が出来るという理由でうちでは善しとされています。
また、土が細かくサラサラの状態になってしまうと水の蒸発も早く、土中の微生物等も生きていけないであろうという推測の部分もあります。
うちでは茶の生育の為の基本的な知識の他に他の野菜や海外の畑からヒントを得た管理方法が色々と入り込んでいます。

上の写真だけを見ると普段うちで耕運をかけた状態と同じように見える為土質も良いのではと勘違いする部分があります。
しかし、やはり見た目では判断できない部分はあります、それは土を触って確認していきます

土の塊

土の塊を手にとり…

土がサラサラ

土の堅さやどのように潰れていくか…

まずは土の塊をとり、そして強く握ってみる…

土を握る

粘り気はなく潰すとサラサラで細かくなってしまいます


どうでしょうか?土がサラサラに細かく砂のようになっているのがわかります。
このようになる土は茶樹にとってあまり良い状態とは言えません、砕けるにしてももう少し大きな塊が残り、少し粘土質のような状態を感じるのが良いのですが…

畑の管理が終わったら有機肥料やその他、この畑にはまだまだ改善する場所が多くあります。

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