本日から本格的に畑の作業へ入ります。
まずは今年からうちで管理をすることになった青心大有の畑。
元々の持ち主の方が高齢で畑の作業・管理が困難な為にうちが引き受けることになった畑です。
この畑は以前にもブログ「茶畑の再生と未来への希望」にて紹介しました。
春茶時にはまず、畑の雑草の管理から始めました。
今回もまずは雑草の管理から、ここの畑恐らく耕運をまともにしてこなかった為に畝間は割と固まっています。
その為にうちが一から作った畑とは違う種類の雑草が多い。
大きく二つあり、一つが茶樹にからまりつくようなツル系のもの、そしてもう一つがバラのようなトゲをもつもの。
両方に共通して言えることは根が非常に強いということ、球根のような大きな塊の根をもちます。
耕運が長い間入らず土が硬くなっているので、このように強い雑草しか生きていけない為にこのような偏りになっています。
春にも一通り抜いた訳ですが、その時に見逃して取りきれなかったものや、根が残ってしまい再び生えてきたものを抜いていきます。
これが本当に苦労のいる作業で、手でひっぱっても抜けない為、専用の道具(家で作ったものですが)を使って地中深くに強い棒のようなものをいれ、梃の原理で掘り出していきます。
春の時よりだいぶ減りましたが半日かかり、夜7時半にようやく終了。
明日からは畝間の耕運と茶樹の根本と中の掃除、あと3~4日はかかりそうな勢いです。
ただ、ここはちゃんと管理をして茶樹の修正をしていけば周りの環境からも悪くない畑の筈なので、やりがいのある畑です。
言葉は発しませんが茶樹も生き物です。
せっかく大地に根を張り生きているんだから、出来る限りのことをして陽の目を浴びさせてあげたいものです。