昨日今日と翠玉を作っています。

翡翠は収量も多く、また畑の面積も広いので4日程かかる予定。

明日明後日も午前10時起きの朝型5~6時までの作業が続きます。

翠玉の一日目、かなり熟した最高の生葉です
写真は昨日、一日目に刈り取った翠玉の畑の様子。
今年の春は葉がとても揃っており状態としてはかなり良い方です。

また寒い日が多く、寒暖の差も激しかった為、葉の成長も遅く葉が厚く尚且つ、新芽が開ききっているものがとても目立ちます。
さて、春茶は最初の17号白鷺の時はまだ台北にいましたし、つい先日の四季春の時は刈り取りは大先生でしたから、僕にとっての本格的な春茶はこの翠玉からになります。

日光萎凋

日光萎凋の風景、日によって15分だけだったり3時間もしたり…つまり葉を読む力が必要です

日光萎凋(いちょう)を終えて室内に移動し約12時間後に殺青~揉捻作業へ。(この時間は品種や季節、その日によって変わります。)

揉捻(じゅうねん)

揉捻(じゅうねん)をする店主、間違うと骨折などしかねない作業です

昨年の冬茶からおよそ4ヶ月ぶりの製茶作業、さすがにブランクが出るかと思いましたがわりとすんなり作業に入れました。
刈り取りも殺青や揉捻作業なども常に相方と二人での作業なので、やはり仕事はやりやすい。

翠玉の春茶のテイスティング

翠玉の春茶、簡単な茶器で入れてますが甘みコク、熟した葉の良さが生きてます

先ほど軽く1日目のテイスティングをしましたが、甘みコクもあり、二人で納得の出来。
今は2日目の最終撹拌が終わり、殺青~揉捻までの時間待ち、明け方までの作業になるのでこれから1時間程の仮眠に入ります。

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