帰国を前日に控え、相方の調子もまだまだ悪いので一人での作業が続きます。
なんとか今作業している畑だけは終わらせて行きたいと思いペースをあげてクワをおろしていたのですが…
大先生からお呼びがかかり、春茶を品評会に出すから手伝って欲しいとのこと。
品評会といっても、地区の農家さんが集まって毎年行う小さなもの。
一応、評茶師の方が来てちゃんと審査はしますが、単位が小さいので、所謂農会の年間の行事のような意味合いであります。
出品するのは今年の春茶の翠玉と青心大有。
特に出来の良かったロットだけを持っていきます。
農会までは車ですぐなので、茶葉を車に乗せ会場に。
地元の品評会ということなので皆さん知り合い、和気あいあいとした雰囲気です。
台湾ではこのような地区ことの小さな品評会が沢山行われます。
こうしてお互いの茶を知ったり、集まったりして話すことはとても良いことですね。
うちの周りではどんどん茶畑がなくなっていますから、地区の「絆」を深める上でも続けていってほしいものです。
地区の品評会で規模が小さく、参加者も少ないので結果はすぐに出ます。
上から1~2番は獲るとは思いますが、特に特等をとったからといって高くなるような規模ではありません。