昨日は朝6時に17号の乾燥が終わり、10時起き。
睡眠4時間は正直きついところはありますが、ここ何日かの中では長い睡眠がとれた方です。
昨日は午後にお客様が来た為、午後の17号の刈り取りがなくなり今日で3日目、終わらせちゃいます。
といっても、今日の量は少ないので四季春の手摘みも同時に進めました。
夏茶で手摘み?
と思う方もいるかもしれませんね。
普通に考えると春茶>冬茶>秋茶>夏茶というのが一般的な考え方、教科書通りの考え方です。
確かに全く同じものを作ればそういう順序が付くかもしれません。
夏茶は茶葉が徒長し、味も舌に残るザラザラ感があり、これが敬遠される主な理由ですが、実は舌に残るザラザラ感は丁寧に何度も焙煎を重ねることで甘味に変化していくんですねぇ。。。
でも、これは畑の管理、製茶技術、焙煎の技術、全てが揃っているから出来ることなんです。
台湾=烏龍茶がうまい!というイメージは沢山の方がもたれていると思いますけど、本当においしい烏龍茶を作れるのはごく僅かの人達です。
季節によって生葉の成長や成分はかわってきます。それを的確に判断し、その特徴を延ばしてあげられるのが腕のいい製茶師で、いつもと同じ作り方をして「夏茶だから‥」と言われ、安く売ってしまう製茶師は腕のない証拠です。

【一緒に読みたい関連記事】