今日もあいにくの雨…。
葉の成長する時期には全く降らず、収穫時期に続けて降るって本当に今年は大変です。。
熟した茶葉
そんな状況の中、2日前に翠玉のこの冬2日目の製茶を行った訳ですが、初期乾燥が終わったものをテイスティング、これが非常に心地良い。
翠玉の冬茶1日目のテイスティングは【こちら】中の上ぐらいの出来と報告しましたが、今回はそれを上回りました。
形は不揃いですが
見ての通り茶葉を丸める作業をしなかったので形は悪く、枝取りもしていない状態ですが、一口飲んで口の中に甘みが広がります、この甘みがとても強い。
一昨日の製茶時のブログ【烏龍茶の選択】でも甘口になるように…と報告しましたが予想以上。
 
そしてその甘みの広がりが終わらないうちに翠玉の品種特性である花香がフワァ〜っと追いかけてきます。しかもこの香り、普段の翠玉だと野性的なものが多いのですが、今回は少し女性的な感じで優しい。。
 
秋に製茶したものはとても野性的で香りが強いものでしたが、今回のものはこれはこれで凄くいい。
というのも、翠玉は非常に強い個性があり台湾の中でも好き嫌いは別れます。中華料理というのは日本食より味が濃いものが殆どです、それを毎日食べている人達の中でも個性が強過ぎて別れるお茶です、ですから今日ぐらいのお茶は凄く日本人向きの翠玉なんじゃないかなと思う訳です。
綺麗な水色
この香りと甘みならほぼ全ての人に受け入れられるんじゃないかと…これは個人的な意見ですけど。

とにかく気温が上がらずかなり神経を使いましたが、甘口の烏龍茶が出来たことは萎凋と攪拌がうまくいった証拠です。

満足、満足。ごちそうさまでした♪

 

 

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