台湾へ戻り、そろそろ台切りなどの畑作業再開!と意気込んでいましたがあいにくの雨。。
そんな中で大先生が畑から茶葉を少しだけ摘んで帰ってきました。
実は昨日からお客さんが来ていまして、その方が
「今回は冬片を作りたいっ!!」
と意気込んできたので畑の様子を見に行ってきたのです。
ブログを前々から読んでくれていて
「あれ?この流れ前にもなかった?」
と思った人は勘が鋭い、蜜香紅茶を作った時にうちに来ていた方と同じ方です、笑。
・手揉み蜜香紅茶(青心大有) 序章
・手揉み蜜香紅茶(青心大有) 其の一
・手揉み蜜香紅茶(青心大有) 其の二
・手揉み蜜香紅茶(青心大有) 其の三
・手揉み蜜香紅茶(青心大有) 其の四
・蜜香紅茶 テイスティング
そんな訳で当初は冬片を作る予定でしたが、今年の異常気象で冬茶の時期が遅れた上にここ最近、15度ぐらいまで気温が下がっているので当然刈り取った後の茶畑では新芽が出ていません。
冬片は毎年作れるわけではなく、例年より刈り取り時期が早まった時にだけ「おまけ」みたいな感じで作ることのできるものです。
今年の冬茶は例年より遅くなったので全く逆の状況ですね。
そこで去年、台狩りした翠玉の畑(畑の写真はこちら)なら刈り取りもしてないし、冬片ではないけれど冬茶なら…という事になったわけです。
生葉の状態は最高。
この寒い時期にこのような新芽が出て茶樹が育っているのはとても珍しいことです。
でも、これには理由があり、台切りして茶樹が若返って樹勢があるからなんですね。
通常の機械摘みなどをしている茶樹でこの時期にこの新芽はありえません。
そんなこんなで明日は晴れれば翠玉の手摘みを作ることになりそうです。
ちなみにお客さんは明後日帰るのでもし明日作ることがなければ台刈りした翠玉の畑の手摘みはしません。
要するに「お客さん企画」なわけです。
さて、どうなることやら。。。