前のブログからの続きです。
日光萎凋した茶葉を茄歴(かれい)と呼ばれる竹製の器にいれ、時間とタイミング、茶葉の状況を見極め手による数回の攪拌をいれます。
そうする事で簡単に言うと茶葉内の水分がどんどん外へ出ていきます。
これは室内で萎凋を進め、機械による最後の攪拌を入れる前の茶葉の様子です。
 葉の真ん中あたりがぷくっと膨れあがったようになっているのがわかるでしょうか?
外側の水分が抜け、内側に水分が残っている証拠ですね。
この状態で機械による最終攪拌を入れます。

 手前と奥の攪拌の網目の大きさが違うのに気づいたでしょうか?
茶葉の状態によって使い分けるのですが、話すと長くなるので、HP上の「茶の雫」などで取り上げていけたらと思います。(まだ1つの記事も完成していませんが‥)
さて、機械による攪拌を入れた後の茶葉です。
 前のぷくっとした葉の写真と違うのがわかるでしょうか?
攪拌したことにより、茶葉の中の水分が動きだし、中央にあった水分が外へと移動し、葉の中の水分が均一になりました。
この状態からまた水分が抜けていき先程の写真のようになっていきます。
なんとなく茶葉の中の水分の抜け方はわかって頂けましたよね♪

では、炒青(殺青)まで時間があるので仮眠に入ります♪

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