金萱の話題ばかり書いていますが実は今日、朝から四季春の手摘みをしており、お昼からその作業も並行して行っています。
熟した茶葉を手摘みで 金萱の方で烏龍茶の作り方、流れは書いたのでここでは報告だけにしておきます。

一年中、おいしく飲める四季春ですが、年5回の製茶全て手摘みになりました。
いずれもオーダーを受けて作ったものです、前回の秋茶はこちらを見てくださいね♪
【9月5日 四季春(手摘み) 秋茶 其の一を見る】

さて、今日の四季春ですが萎凋途中の茶葉がこのように二つに折れ曲がってしまっています。

これは天気のある要素が原因です。
この状態はあまり好ましくありませんが、人為的に改善する方法がちゃんとあるんですね。
その原因と方法は伏せさせてもらいますが、農家に住み込みで烏龍茶を作っているとこういう部分も勉強できます。
今は便利な時代でネットで情報を集められ、スクールでお茶の話を聞き淹れ方を学ぶことはできますが、勉強しても得られないもの、それは経験からくる自分だけの情報です。

日本では台湾茶や中国茶が一時期ブームになりましたが、こういう事を伝えられる人って本当に少ないと思います。
例えば、お茶を飲んで味が悪かった時に製茶工程や畑の管理にまで目を向け、何が原因でその味が出ているのが理解し、茶農と対等に意見交換できる方は今まで見たことがありません。僕はそのレベルを目指しています。。
自分はまだ烏龍茶の100あるうちの1も理解してないと思っていますが、こういう貴重な経験を他の方に伝えていければいいなぁ‥と改めて思える出来事でした。

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