※本日のブログは写真が強烈ですので虫嫌いの方は見ないで下さい。。(笑)

蜂の巣捕獲作戦、昨日からの続きです…。

蜂の成虫と獲りつつ、巣を破壊し、最中的にビニール袋へ入れ、家の中へ持ち込む。

酒につかりきらなかったり、遅れて巣から出てきた蜂が巣にいる為、袋の中は大パニックの状態になっています。

捕獲した巣

厚手のビニール袋に巣をいれ捕獲

酒を入れた後の巣

まだ生きている蜂がビッシリと…

厚手のビニールに巣を入れ、生きた蜂をどうやって捕獲しようかと3人で考える。
とりあえず、袋を激しく上下したりして降れば蜂の目が回るのでは…と考え、一生懸命降ったのだが…。

知り合いの方が調子にのりブンブン回していると勢い余って鍵などを掛けるフックにビニールがひっかかり、そこが破れる…
一瞬3人の目が合い「やばいっ…。。。」となったのだが、すぐに手で塞ぎ中の蜂が出るのを防いだ。
今となっては笑い話ですが、ここで袋から大量の蜂が飛び出していたらかなり危険な状態になっていました(笑)

結局、この袋の中に直接お酒を入れ、蜂が少し弱ったところを生け捕りにするという方法に変更

巣に酒を

巣をいれたビニール袋の中に酒を直接入れ、蜂を弱らせます

一匹一匹丁寧にピンセットでとっていき、酒に漬け込んでいく。
とりあえず仮という事で、大きな15ℓ程の瓶へ詰めていく、知り合いの方に三分の一程あげているので、この写真に写っている量で三分の二、これば僕の滞在する農家の取り分になります。

蜂をビンへ

一匹一匹丁寧に捕った蜂をビンへ

捕獲した蜂達

上から見ると隙間なくビッシリと…

そしてこの後は巣の中にいる幼虫をピンセットで1匹ずつ取り出していく。

蜂の子2

巣の中に沢山の蜂の子が…

蜂の子3

一匹ずつピンセットで丁寧に巣から取り出していきます

勿論生きてはいるので見た目は相当気持ち悪いものだが、昔から蜂の子供は栄養が豊富で重宝されてきた食べ物だ。
今は暮らしが豊かになり、都会ではこのようなものは一切みかけなくなっているが、僕個人的な思いとして、果たしてそのような生活が本当の意味で豊かであるのかどうかについては疑問がある。。

要らないモノを排除し、お金を出せば全て手に入る、そんな便利な生活をしていても人間という生き物は水や食料がなければ生きてはいけない。
結局幾ら暮らしが豊かになっていても、自然から離れる事は出来ないし、その恩恵を気付いていないだけで相当に受けている。

蜂の巣の捕獲は一歩間違えば命も落としかねないが、蜂の巣だけでなく畑や茶を通し農作物や自然と向き合う事が出来た1年半はとても貴重な時間となった。

話は戻りますが、この最後に撮った幼虫。
そのまま酒に漬け込めば昨日書いた通り、女性の母乳の出がよくなったりと…その効果はあるのだが、周りにそれを必要とする方もいないので、明け方にフライにして食べた。

蜂の子のフライ

捕った蜂の子と蛹をフライにして頂いた、悪くはないです♪

カッパえびせんのような味で個人的には好きも嫌いもない。
他に、バターなどで炒めていただく方法もあるそうなのだが、いつか食べてみたいと思う。

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