とある台湾茶を扱うお店に入った。
場所柄、日本の方も多い場所だがつくづく台湾の市場も変わってきたなと思う。
僕が初めて台湾で烏龍茶の勉強を始めたのは5年前。
その頃にはこのような綺麗なお店は少なく、台湾現地の方が買いに行くお店が観光客の相手もしていたイメージが強い。
最近はそのへんの差別化というか各お店がターゲットを絞っているような気がする。
今回お邪魔したお店は非常にスッキリとして清潔感がある。
他に気づく点としては、台湾では基本的に300gや600g単位で売る傾向が多かった。
これは今でも田舎や農家の直売ではこの傾向が強い。
ただし最近では100gや150g単位で売る店もかなり増えた。
僕が住込みでいる農家でもここ何年かで150g単位で売る茶葉も幾つか出来た。
1つの大きな理由が、台湾人の烏龍茶など茶への購買力が昔に比べ落ちているという理由もある。
もう1つの理由としては観光客がお土産などとして買う時300gはやはり多過ぎ、100gや150g単位が妥当なのだろう。
最近意識的にお店に入るようにはしていますが、明らかに昔と比べ差別化が進み、お店ごとにターゲットを絞り、ブランディングしているお店が多くなったという報告です。