春節の雰囲気を味わいながら台北でのんびりとしています。

頂きものの鳳梨酥(パイナップルケーキ)があったので、以前作ってまだ紹介していなかった金萱の紅茶と合わせました♪

小龍包

ディンタイフォンの小龍包

鼎泰豊

お値段はやはり高め…

鼎泰豐と言えば小籠包。台湾に来る日本人観光客が必ずと言っていいほど立ち寄るお店。
政治家も案内されるお店。

そんなお店が出しているパイナップルケーキ、期待が膨らみます♪

が、、、袋の裏の成分表示を見ると
冬瓜、鳳梨…。
純粋なパイナップルケーキではなく冬瓜が混ぜられたもので残念でした。。

鼎泰豐は小籠包がメインのお店なので仕方がないでしょう。

金萱の紅茶

金萱の紅茶と鼎泰豊のパイナップルケーキ

肝心の金萱紅茶ですが、これは夏に作られたもの。
12号金萱の夏茶作りでも少し触れていますが、機械摘みしたもののごく一部を実験的に紅茶にしたものです。
ですから揉捻は紅茶専用のものではなく、烏龍茶の揉捻機を使用。

金萱と言えば阿里山金萱茶があまりにも有名。
何故ここまで有名になったのかは謎ですが高山で金萱が作られる理由はちゃんとありますが省きます、個人的には平地の金萱でも高山茶のレベルを軽く越しちゃっているものはあると思いますし、確認もしています。

さて、金萱紅茶ですが初めて聞く方もいるとは思いますが、たまに見かけます。
金萱は個性の強い品種ですが、発酵度をあげると、また違った味わい、良い意味でのクセが出てくる品種です。

そして、実は東方美人の優良品種でもあります!が…渋みが残りやすい品種なので、烏龍茶にしても東方美人にしても紅茶にしても良いものが少ない品種でもあります。
それ故に多くの香料のついた粗悪品が出回っているのでしょう。

今回のものは実験的に作り、揉捻機も烏龍茶専用のものを使い、短い時間だった為、少し薄口です。
但し、とても甘口でありながらコクはちゃんとあり独特なものを感じます。
そもそも、機械摘みで烏龍茶の揉捻機を使いどれだけのものが作れるかという意図があったのでこれはこれでOK。

実際に農会などのイベントで外で売った際に好評であっという間に売り切れになりました。
近い将来取り扱っていきたい台湾茶の1つです♪

【一緒に読みたい関連記事】