昨日、一昨日と二日間かけて家で作った烏龍や紅茶。

揉捻機や乾燥機など製茶に必要なものがなく、また種類も多く作ったのでかなり苦戦したが一応形にはなった。

試作

静岡の山間地の生葉を使い、烏龍や紅茶などの試作を自宅にて作った

まず、ウンカ芽で作った東方美人だがこれは二つとも失敗。
主な原因ははっきりしており、これは水分の抜け方。
ここに日本の品種と台湾の品種の違いがあり、予想はしていたがそれをこえる変化があり、今後を考える上でとても参考になった。
詳しい部分やどのように改善していくかは既に頭の中にイメージはあるのだがここで書くのは控えさせてもらう。

次に烏龍。
これは、かなり実験的なもの。
台湾でいう文山包種茶や台湾緑茶ならいけるだろうと予測がついていたので、今回はあえて撹拌を強くいれ葉がどのくらいのスピードで変化し痛むのか試したものです。
こうなるであろう。という部分がありそれを確かめる為にやった訳ですが、ここはやはり予想通り。
烏龍の味もそれほどでないであろうと思っていたがやはりその通りで、ほのかに品種香があり、烏龍独特の戻り香もあり、これも勉強になった。

国産烏龍茶

烏龍茶

国産烏龍紅茶

烏龍紅茶

国産グリーニッシュ紅茶

グリーニッシュ紅茶

和紅茶

和紅茶

紅茶に関してはやはり揉捻機がなく手で揉みこんだこと、そして種類が多い為に揉捻を短時間できりあげたことが味に思いっきりでていた。
これもわかっていたので特に問題はない。
発酵がなかなか進まないという現象があったが当日の天気も悪く、揉捻も軽めという二つの問題点があり、もう一つ他に原因が考えられるがこれは何回か作り込んで確認してみようと思う。

全体的に起こるであろう問題は予想していた通りでその大きさに想像との差異があった。
事前に作っておいてよかったと思うが、次に完璧に成功するかといったらそうではない。
やはり何度も何度も作って色々な発見が都度ある筈であるから、根気よくこのような作業を続けていくしかないだろう。

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