本日は昨日摘んだ茶葉を揉捻し、発酵、紅茶に仕上げる作業。

朝市で農家さんに電話をして状態を確認、この時期の萎凋という事で心配していた事が当たり前に起きていた。

そこを修正すべく、萎凋のやり方を少し修正、お昼すぎに農家へと向かった。

紅茶の萎凋

本当ならもう少し萎凋を進めたかったが色々な条件から今回はここで…


本来ならついた直後に揉捻に入れればよかったのだが葉の状態を見てまだそのタイミングではない。
しかし、萎凋をやみくもに延ばせばよいものでもないので、揉捻に入る。

揉捻にも色々と考え方がある、日本ではやれ何回転で何分だ!という話が多い。
茶の考え方には生産者一人一人の考え方もあるのだが、自分の中では回転数や揉捻時間、圧のかけ方は毎回全てが違って当然だと思っているし、それが当たり前の正解だと思っている。

今回は完成した時にリーフの形を綺麗に残す事を前提にかけた、こうする事での問題点もまた出るのだが、今回は色々と試したい事を確認していく作業も含めているのでそのまま進めた。

紅茶の揉捻

紅茶の揉捻に使う4㌔機、試験的に作る時に重宝します


揉捻が終わり、発酵に入ったが苦戦する。
が…これもこうなるであろうからこうだろうなという推測をたてていたので逆に確認できた部分としては大きい。

最終的に乾燥を終えて完成。
出来としては全く満足するものではないが、現地で烏龍や紅茶を作った経験から
「この状態ならこうなるであろう…」という部分はだいたい想像できており、この結果をみて色々と調べて答え合わせをしていければよいと思っている。

恐らく今年中にもう一度程作るチャンスはあるが、ここでも確認していくべき事が沢山あるだろう。

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