昨日に引き続き一人で台茶17号、白鷺の畑の管理です。
畑は上から見るとこんな風景、ここを一人で…気が遠くなります。

それでも終わらせなければならないので畝間にクワを入れ雑草を根元から抜いていきます。
ちなみにこの畑、植えてから40年以上経っていますが台刈りしたのは一度だけという他の農家からしたら信じられない畑です。

最近では長くても30年程で茶樹を入れ替え、台刈りは10年に一度ぐらいはするのが普通なんですが…。
丁寧に管理してあげれば台刈りはそれほどしなくて済むし、植え替えなくても50年100年と茶樹はいいお茶がとれるものなんです。

肥料を過剰に与え、除草剤を撒き、年に6~7回も収穫していたら茶樹は疲れ果ててしまいます。。
ただ、それを100%否定はしません。
そういうお茶の世界があるのは確かだし、ニーズもあって成り立っている訳ですから。
ただ、一人の消費者として考えた時、僕は自分がいる農家のお茶を選びます、お茶だって生き物ですから。どういった環境で育つのが一番いいか、答えは明快です。

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