久しぶりに太陽が出ました♪
お昼から青心大有の刈り取りに出ましたが疲れる疲れる…。
今日は収量が多いのも原因ですが最大の理由はこの写真。
畝間はフカフカ

わかりますか?

人が歩く畝間に足跡がくっきりついていますよね?
疲れる原因はこれ、、。畝間がふかふか過ぎて足をとられるからなんです。
でもこれは非常にいい状態、まるで野菜を作る畑のような感じ。

土が軟らかいということは【白鷺の茶畑を終えて】でも少し触れましたが、土の中に多くの酸素が入っているということなので茶樹の成長にはとてもいいんですね♪
それに加え、昨日までの雨を土が吸い込み、土かさが少しあがっています。
このような些細な変化を楽しめるってやっぱり農家にいてこそですよね、毎日の変化、発見が新鮮で楽しくとても勉強になります。

その後、刈り取った後は日光萎凋へ。
日光いちょう
今日は太陽が出ているので気持ちよくできますが、収量が多い為にいつもの場所だけでは足りず、家の中庭も使うことに。

烏龍茶とは少し離れますが写真の右、レンガの家が見えると思いますがこれが三合院という台湾伝統の建築様式の建物で、僕もこの中に住んでいます。

熟しすぎた茶葉
さて、日光萎凋も順調だった今日の作業ですが、1つだけ残念なこと。
それは葉が少しだけ熟しすぎてしまったことです。

左が4日前に製茶した翠玉の生葉、右が今日の青心大有の生葉。
品種は違いますが比べるのには問題はありません、今日の生葉の方が若干緑が濃く硬そうなのが見て伝わるでしょうか?

烏龍茶というのは緑茶や紅茶と違い、若い新芽ではなく熟した新芽が最高の素材となります。本来なら今日の青心大有は3日ぐらい前に刈り取り予定でした、そのタイミングなら最高の熟度の生葉をとれましたが連続して雨が降った為今日になった訳です。。

ほんの何日かずれただけで状況は全くかわります、これがお茶作りの難しさでもあり面白いところでもあります。
ただし、青心大有は元々味の強い品種なので今日ぐらいの遅れなら問題ありません。

 

 

【一緒に読みたい関連記事】