農家に一時帰省した際に一通り畑をチェックしました。
前々から伝えてあったこの冬の金萱の台刈りが終了したので報告しておきます。
冬片を製茶する際には生い茂っていた茶樹が綺麗に根本近くから切り取られました。
台刈りも中刈りの時と同じように茶樹の若返りをはかるのが目的です。
単純に考えて根に蓄えられた栄養が多くの枝や葉に分散するより少ない葉や枝に行き届くようになった方が樹勢がつくのは理解できますよね♪
さて、この台刈りした金萱の畑ですが、まだ作業が残っています。
根本部分まで切られていますが、この後少しだけ根本を掘り返します、そうしないと茶樹が腐ってしまったりするのでここまでやれば完成です。
そして、刈り取った茶樹は畑から離れた場所に移動。
これはもし、刈り取った茶樹が病気などにかかっていた場合、残した根の方に移ってしまわない為の措置です。
金萱は樹勢の強い品種なので早ければ今年の冬には手摘みができるかもしれません。
遅くても来年の春にはもう摘採ができるようになっているでしょう。
うちの茶樹は元々他の農家より茶樹自身の持っている力が凄く強い。
それは畑の管理、茶樹を1本植えるところから考え方がちゃんとあり、理にかなった方法で育てているから。
その茶樹が若返り樹勢を増したら…。
これは今後かなり楽しみな畑になりますよ♪