夜中の乾燥を経て、手揉みの蜜香紅茶が完成しました。
真ん中が僕のもの、右がもう一人の女性のもの、左が大先生が作ったもの。

僕の紅茶ですが、
まず香りは凄くいいですね、蜜のような砂糖のような香りが入れる前の茶葉から感じられます。
味は手揉みなので機械でやったものより若干薄い感じはありますが、充分高級な紅茶として売れるレベル、ゴールデンティップスもちらほら見られます。
ただ、作りたてという事でまだ青臭さが若干あります、これは一週間ぐらいして落ち着けばだいぶ消え、さらに寝かしたり、再度乾燥をかける事で消えていくので問題のないものです。
伝統的な作り方という事で、生葉の良さをいかしたとても透き通った甘い紅茶になりました。

一方の右の他の方が作ったものもこれはこれでありかなと…
作業改良所の先生が、途中で撹拌をいれ烏龍茶の味がする紅茶の提案をしたきたものをそのまま作ったわけですが、なるほど烏龍紅茶ですね。(但し、揉捻は烏龍茶の揉捻でやりました)
大先生はこの味が好きなようですが、やはり僕とショウリンは伝統的な透き通った紅茶だけの味が好きということで収まりました。

一番左のものは、女性がつくったものと同じで烏龍紅茶というものを大先生が試験的に作ったものです。
これはちゃんと紅茶用の揉捻機にかけたものです。
同じ生葉から3種類、茶業改良所の先生の提案で作ってみたものの、やはり好みの問題で好き嫌いはでますね。
まだ味が落ち着いていない感じはありますから、また時間がたった時にテイスティングしてみたいと思います。

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