今日で台茶17号、白鷺の畑は終わり、3日間かけて摘採した訳ですが、その中で肥料と耕運機の大切さを改めて感じました。
茶畑の管理による収穫量の違い
写真に書き込みをしましたが左から1日目、2日目、3日目と摘採していきました。
本来何も手を加えないまたは同じように手を加えた状況だとお茶の葉の収量は③>②>①となるのがこの畑の傾向です。

しかしこの茶畑、秋茶の収穫後に
①肥料を与え耕運機をかけた
②肥料を与え耕運機はかけなかった
③肥料も耕運機もかけなかった

実験的にではなく茶畑の状況を見てたまたまこうなった訳ですが、その結果冬茶の収穫量は
①>②>③
となりました。
①は肥料を与えた後に耕運機をかけた訳ですが、土が掘り起こされたと同時に肥料が土の中に入り、なおかつ酸素も多く入った結果根が栄養分を吸い取り、それが葉の成長につながったものと思われます。
②は肥料をまいたが①と比べて土が固かった為、根に届く量が少なかった。
③は肥料も耕運機もかけていないので自分の力だけで葉に栄養を送らなければいけなかった。

わかりやすく書くとこんな感じでしょう。
こういう発見が日々あると畑の作業というものはとても楽しく感じられます。

 
 

【一緒に読みたい関連記事】